スタッフの声

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──入社日をお伺いしたいのですが。

　「今から23年前になります。平成12年、37歳で入社しました」

──お仕事は今、具体的にどんな工程を担当されてますか？

　「偏光膜と呼ばれる、紫外線が強くなると自然に色がでるサングラスのフィルムを成型してます。色は黒、赤、グリーン等を成型し検品後に取引先へ発送してます」

──作られているのは高価なサングラスですね。

　「そうですね。高価な物だと教えられました。当初は偏光膜というのが分かりませんでしたが作業をしていく中でサングラスの重要な部分を作成している事が分かりました」

──入社当初、最初の頃はどのような仕事をしていたのですか？

　「当初は測量器の組立作業を行ってました。その後は都度、新しい仕事を覚えて色々な作業を行ってきました」

──実際、仕事で大変なことはありましたか？

　「私はそれまでサービス業しかやった事がなかったんです。初めてこの製造の仕事に就いた時にはもう絶対続かないと思ったんですけど、今の会長が同級生なんです。当時、仕事を大きくするからうちで働かないかって言われたのがきっかけで、続かないよって言いながら20年以上になりました」

──今まで仕事を続けられた理由は何かありますか？

　「続けられた一番の理由は、用事があったり具合が悪かったりした時に早退させていただいたり子供たちの行事や都合に合わせて休みなどを取らせてもらったり出来る事が大きいですね」

──これから鈴弘精工で働きたいと思っている方に、こういう所がおすすめというのは何かありますか？

　「やっぱり、自分や家族に用事があったときに早退した事があっても、周りの方にも嫌な顔されないし、皆お互い様って感じで考えてくれて、休みも取れるっていうのがいいなって思ってますのでそういう所はおすすめです」

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──入社してどのくらいになりますか？

　「入社して今年で12年目になります」

──こちらに入社される前も同じような工場のお仕事でしたか？

　「いえ、違います。全く別の業種からの入社になります」

──新しい業務が増えてやりがいを感じますか。それとも逆に苦手な業務はありますか？

　「もちろん苦手な業務はあります。細かいレンズ作業などで光学レンズだったり、小さいレンズを扱う作業は苦手ですかね。どちらかというと、ドライバーでネジをグッグッと止める作業は好きですね」

──入社当初はパートで入社されてとの事ですが、現在は？

　「現在は正社員です。子供が小学校に入学するタイミングで社長から言っていただいて」

──正社員になって、大変になったとか何かありませんでしたか？

　「そういったのは特に無かったですね。特にプレッシャーも無く社員になりました」

──仕事がつらいとかはありますか？

　「つらい仕事って事はないですが、必死にやっていると1日があっという間ですね」

──時間に追われるような業務ですか？

　「状況によっては時間に追われることもあります。仕事が大変な時もありますが、若い社員がこれから育って行けるように、今の若い社長には頑張っていただきたいです」

──これからもずっと仕事を続けたいですか？

　「子供にまだまだお金がかかるし、しばらくは続けたいです。子供の手が離れた後は、その時やりたい事をやってみたいですね」

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──入社して2ケ月目ということですが、お仕事には慣れましたか？

　「そうですね、慣れてきました。皆さんに色々教えていただいてやっているんですけど職場環境にもようやく慣れてきました」

──先輩方は優しいですか？

　「仕事に対しては皆さん厳しいですが、その他は優しく接していただいてます」

──ここで働いてみようと思ったきっかけは何ですか？

　「もともと製造業だったんですが、仕事を探してて、細かい作業をコツコツ行うという点で私にもできそうかなという興味で応募しました」

──実際どうですか働いてみて。

　「色々な物を組み立てていくので、もうこれが楽しくて。自分に合っているかもって思って前向きに頑張ってます」

──ハローワークからの紹介で応募されて、会社の印象はどうでしたか？

　「細かい作業が多かったので不安でしたが、やってみたいという気持ちの方が大きくて応募しました。細かい作業も老眼鏡をかければ見えるので全然支障は無いです」

──いろいろ求人がある中でこちらに決めたポイントは何ですか？

　「若い従業員の方が多いという話を聞いて、自分自身も気持ちの面での若返りを期待してというのはありました。皆さん、エネルギッシュで圧倒されたりしますが、それが自分も頑張らなくてはという活力になってます。そういった所が決め手でした」

──逆に仕事の面で不安な所はありますか。

　「例えば、数の計算は不安です。ただ、不安な所は他の方がサポートしてくれたりしていただいてます」

──上司となる方が皆さん若い方が多いですが、やりづらかったり何かありますか？

　「無いです。私は新人ですので。ただ、会社に来たら年齢は関係なく、皆が対等って言い方はおかしいかもしれませんが、気持ちの面では年齢の上下関係なくやっていければいいと思ってます」

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──現在のお仕事は事務職でよろしいですか？

　「採用当時の募集は事務職ではなく、測量器の組立でした。職業訓練でWord・Excelの資格を取り事務職を探してましたがなかなか見つからなくて、その時応募しました。面接のときにパソコンの資格を持っている話をしたら、事務も採用を検討しているとの事で組立作業の現場に7カ月配属されてから事務をいう形で今に至ります」

──現場作業はどうでしたか？

　「大変でしたね。扱っている物が小さい物もあって年配の方や視力が弱い方は苦労するイメージがあるんですが、それも慣れが大きいと感じました。7カ月経つ頃にはもう慣れましたね」

──事務の仕事に就く前に現場作業に入って良かった事はありますか？

　「それはあります。物の流れが分かったり、膨大な部品数なので覚えられないですけど、自分の携わった物はこれはここという部分がスムーズに理解ができる点ですかね」

──入社して思っていたのと違うというのはありましたか？

　「それ程は無かったですね。面接の際、工場を見学してから決めさせていただいたので。その際に質問をさせていただいて、ある程度理解しました」

──入社して良かった事はありますか？

　「ここまで人数の多い会社って久しぶりでした。うちの会社は皆、気持ちのいい人ばかりで入社時から誰かしらが気にかけて声を掛けてくれる。皆、すごく優しいです。時には厳しいことを言われたりしますが中身は間違ってませんし、基本的には皆、和気あいあいとやってます」

──女性が多い職場ですが、何かトラブルや悩みなどはありますか？

　「ほんとちょっとした愚痴程度のものだったりしますが、そういった話も聞くよっていう感じだから言いやすいというか、不安とか気になる事も口に出しやすい職場だと思います。皆とのコミュニケーションで分かる事もあるので、少しでも現場の方々と繋がっていたい部分もあるので極力、自分から話しかけて仲良くしていきたいです」

──社長はどのような方ですか？

　「従業員思いだと思います。若いですけどすごく話しやすいというか硬くならないです。この職場は上の方々が大らかな気持ちというか心が広いのかなと思います。そんな感じですごく入りやすかったです」

──これからもずっと働いていきたい職場ですか？

　「そうですね。自分の努力次第ですが、勉強してスキルをもっと上げていきたいですね。与えられた仕事だけではなく進んで何か提案したりして、どんどん会社を良くしていきたいです」

──そういった提案は聞いてくれる会社ですか？

　「上司との会話の中で提案に近い話をする事もあります。たわいもない会話でも親身になっていただき、アドバイスもいただいたりします。言葉にする事で仕事がスムーズに進んだり、職場の雰囲気が少しでも良い方向に向かっていくよう、これからも提案や要望があればしていきたいですし、自分・会社共に成長していきたいと思います」